新1年生 新学期が始まる前にやっておくといいこと
新 1年生。
とても楽しみでもありますが、「この調子で大丈夫かな・・・」と正直不安に思うところもありますよね。
春休み中に最低限この辺はできれば(完璧にできなくても知っていれば)スムーズに新学期を迎えられるポイントを5つまとめました。
親子で楽しみながら取り組むのがおすすめなので、初めての小学校にドキドキしている保護者の方はぜひ参考にしてください。
01 .通学路の確認・練習は下校する道順を入念に
今まで送迎していたのに、いきなり子どもだけで登校。
親も心配になりますよね。
登校班がある地域でも下校は学年によって時間が違うので、やはり登下校の練習はしておくと安心です。
地域にもよりますが、1年生はゴールデンウィーク〜1学期が終わるくらいまでは、方向が同じ児童同士先生に見守られながら下校しますが、あっという間に独り立ちする時が来ます。また家の近くでは1人になる子も多いと思いますので、下校の練習の方が重要です。
早いご家庭は冬休み以降ポツポツと練習を始めていますが春休みからでも大丈夫。
事前に一緒に通学路の確認をして新学期スムーズに登下校できるようにしておくと安心です。
おすすめの練習手順は
- 手ぶらで子どもと一緒に注意する場所を確認しながら、行き帰り並んで歩いてみる
- 1が大丈夫そうなら、子ども先頭で親が後ろからついていく(危険なこと以外はなるべく声をかけず考える時間を待つ)
- 2が大丈夫そうなら、ランドセル(と同等の荷物)を背負って、子ども先頭で親が後ろからついていく
特に下校する時の通学路は1人になるタイミングがあるので気を付けるポイントを確認しながら練習するのをおすすめします。
02.持ち物準備の練習
春休み中に毎日の持ち物の収納場所が、子どもが自分で用意できるところにあるか確認しておくと新学期が始まってもバタバタせずに済みます。
毎日「ママ、ランチマットどこー?」「ママ、ティッシュとハンカチないー」なんて調子で夕方の忙しい時に家事を中断しなくてはいけないのは避けたいですよね。
ランドセルはここ、教科書・ノートはここ、ハンカチ・ティッシュはここ、ランチマットと巾着はここ、と場所を決めてみて
- 子どもが1人で取りやすいかどうか?
- 準備の時の動線が子ども1人でやりやすいかどうか?
を一緒に確認するのがおすすめです。
ゴールデンウィーク過ぎには学校生活に慣れて、1人で準備できるようになるとママもラクですね!
(「〇〇持った??」の確認はまだまだ必要ですが・・・)
03.体操着を畳む・体操着袋に入れる練習
体育の時間にはつきものの着替え。しかも短い休み時間に着替え・移動するので早さも求められるので練習しておくと安心です。
ちょっとしたことですが、時間に間に合わなかったり、うまくできないとストレスになってしまいます。
- お洋服を脱いで畳む→体操着に着替える
- 体操着を脱ぐ→洋服を着る→体操着を畳んで体操着袋に入れる
を何度かやるとスムーズに授業に入れると思います。(畳むのは完璧じゃなくても大丈夫!)
園生活では、困った時には先生に頼ることができたお着替え関係も自分1人で管理できるように練習して、自信をつけてあげられると安心ですね。
04.ひらがなが読める 自分の名前が書ける
園によってはもう心配ないかもしれませんが、やはり「ひらがなが読める」「自分の名前がひらがなで書ける」は、やっておいた方がよいと思います。
なぜかというと
- 自分の名前が読めて自分の持ち物を探せる
- お友だちの持ち物と区別できる
上記2点ができると、持ち物を管理する面でもスムーズにスタートできると思います。
時間があれば、持ち物のどこに名前を書いたか伝えておく、お名前シールを貼るのを一緒にやってみるなど、ひらがなを読み書きする練習だけではなく、楽しんで覚えられる方法もおすすめです!
05.時間内にやりきる・おしまいにする練習を
園生活でも時間を区切って生活することはあったと思いますが、小学校ではよりシビアになります。
時間内に着替えられる、食べ終えることが必要になります。
1年生になったら時間を気にして行動することを教えておくと安心です。
また、時間がきたら「おしまい」にするのが苦手なお子さんは、たとえ途中だとしても「おしまい」にする練習もできたらいいかな?と思います。
ただ、親に言われるのと先生に言われるのとでは、お子さんの受け止め方も違うと思うので、お家でできなくても学校ではできることもあるので心配しなくても大丈夫です。
子どものストレスにならない程度にタイマーをセットしてゲーム感覚で時間内にお着替えするなど、楽しみながら身につけられるといいですね!
まとめ 新生活を楽しむ気持ちを育てる
上記の5つは上の子が春休み中に実践したものもあれば、入学後に「やっておけばよかったなー」と思ったことも入れているので、参考にしていただけると嬉しいです。
ただ、完璧は目指さなくて良いと思います。
全てを完璧にできることを目指してしまうと、子ども自身のプレッシャーになります。
新学期が楽しいものから怖いもの・不安なものになってしまったら本末転倒ですよね。
なので、「小学生になったらこうしよう!」「これができたら素敵だね!」と、ステップアップを前向きに親子で楽しみながら取り組めると良いと思います。